【短】恋の季節 ゚+。boy's story。+゚
「あ…。 え…。…なんで?」
予想外のリアクション。
こっちはどんな反応をされるかとヒヤヒヤしていたというのに。
「ふはっ!なんだそれ!「あ…。え…。」だって。」
思わず、笑ってしまった。
あの子は、唇を少しだけ尖らせたあと、首をかしげた。
「…新しいところに行ったんじゃないの?友達と。」
俺が来たこと、迷惑だったのだろうか。
「…誘われた。」
友達と過ごす時間よりも
「でも行かない。」
君といたかったから。