【短】恋の季節 ゚+。boy's story。+゚


大晦日の夜も、俺は机に向かっていた。




それは


受験に休みなんてない…という精神ではなくて。



勉強していないと、あの子のことを考えてしまう。



隙あらば、そのことで頭が占領されて
そこから離れられない。



重症だな、とわかってはいるけれど。




合格するためには、勉強したらいい。



じゃあ…あの子の瞳に映るには、
どうしたらいいんだろう?




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