双子の弟と入れ替わっちゃった⁉
リビングに案内すると、悠がパタパタを走っていた
「やっと来た〜、さっきクッキー作ったから食べてね」
悠ってお菓子作れたの⁉
リビングのところでつっ立っていると、悠がやってきた
「どう?俺の演技、上手いでしょ」
コソッと話して、あたしがハッと悠の方を見るとニヤニヤしていた
ドヤ顔してんじゃないよ‼
あたしは悠を連れてリビングを出た
奥の方まで行って、悠と向かい合った
「ちょっと‼あんなのあたしじゃないし‼
しかも‼学校でのあれ何よ‼」
「普段のお前なんか見せれるわけねーだろ。
猫被っていい子演じた方が智もお前もプラスになるだろ?
別に問題起こしてねーからいいじゃねーかよ」
「はぁ⁉あたしの性格が最悪とかでも言いたいの⁉
そういう問題じゃなくて…‼」
「さぁーね、どうせお前智とメールしたとき猫被っただろ?
それを延長しただけ。感謝しろよ〜
はいはいー、お説教は結構ですよー」
そう言って、リビングの方に戻って行った