クラスメイトはあたしの執事。


滑らかな足取りでこちらに向かってくる、くそ馬鹿執事、九条 弥太。



隣に座り、あたしの耳に顔を寄せて、



「お嬢様、よろしくお願い致します。貴女様の隣に座れることなど、もうありませんね。」



と言った。



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