君と見た星
「今日は居残り掃除でーす。行けないねー楠ちゃん?」
あとバカ遥羽も如月もな。
席に座っているゆーくんと逃げようとしていた悠真を指して優しい声で付け加えた。
「…ちゃん付けしないでもらいたいデス」
私は鳥肌を抑えながら先生を睨みつける。
「僕はちゃんと居残り掃除しますよ?先生」
ゆーくんはふふっと笑い席から立った。
「な…ッ!バカじゃねぇよ!!バカはみずっちだろ?!」
悠真はバカ遥羽と言われたことに怒っている。
架歩は何で居残り掃除なんや?と疑問を持った様。
夜槙はその姿をみて、何で居残り掃除かを説明している。
「あぁ、そうなんや…ならパフェ行かれんな」
悲しそうな顔をした架歩に申し訳ないと手を合わせて謝った。
結局、夜槙と架歩でパフェを食べに行くことに。