スティール
「退屈か・・・・」
校長は唖然とした顔をしていたが、スーツを着た二人組は、嬉しそうに笑顔を浮かべていた
「次の質問だ」
「ええ・・・」
「今、ニュースでも出ているが、鎧人と獣人の事はわかるかい?」
「まあ、知ってますよ」
「あの生物の事を君はどう思う?」
何か嫌な予感がする
だが、今は様子見だろう
とにかく、質問に答えるのが無難だろう
「どうも思いませんよ。殺される時は殺される。その時まで生きれるだけ生きるだけです」
笑顔だったスーツを着た二人組は、いきない顔を曇らせる
「殺される、としても君は何の抵抗も無しに殺されるのかい?」
「実際の状況にならないとわかりませんが、今のところは・・・」
少し二人組はお互いの顔を見合わせる
「では最後に、今の質問の続きみたいになるが・・・」