スティール
電源を着ける
画面が光る。何かを待っているかのように・・・・
言われた通り、画面にアルファベットの「C」の文字を指でなぞる
シュッ!
一画でなぞり終わる
ピピピピ
スマートフォン(?)が反応する
すると、音声が流れる
『パスワード確認』
『指紋確認』
『現在地確認』
『心臓脈確認』
『本人確認OK』
「なんだ?」
すると、どこからともなく大型トラックが爆走してきた
ボロロロロロロ!!
ギキィィィィ
無理なドリフトをすると後ろ向きの状態でオレの後ろで立ち止まった
「立ち止まって・・・・いればいい・・・」
松戸の言葉を思い出す・・・・
トラックの後ろ側の大きな扉が開く
すると、大きな鉄板のようなものが左右に突き出してきた
「・・・?」
鉄板から無数のレーザーが体を調べる
レーザーが消えると、凄い勢いで機械のアームが体に鎧のような、機械的な装備が装着され、間接が接続されていく
ガシャン、ガシャン、ガシャン、ガシャン、ガシャン、ガシャン、ガシャン
最後に、人の顔に似せたような、悪魔の顔のようなヘルメットを被らせられる。
ヘルメットと鎧が接合された
ガチャ
その姿は黒く、悪魔のようであり、悪魔とは程遠い存在だった
そして、その姿が完成すると、右手の甲の部分に接続されたスマートフォン(?)から音声が流れた
『スティール・オブ・カオス』