スティール
正義のヒーロー
退屈だ・・・・
オレは昨日、一歳下の弟から紹介されて入った部活を辞めた
理由は安易だ
退屈だったからだ
オレは今、教室の窓から空を見上げている
世間は今、鎧人(トロイ)だの獣人(ビースト)だののご登場で見かけだけ騒いでいるが、結局、俺たちには無関係なんだ
どっかの国の軍がどうにかしてくれるんだ。
どちらにせよ、オレにもオレみたいな一般人にも、どうすることもできない。殺される時は、足掻いても、大人しくするのも個人の自由だが、結局殺されるンだから
怯えたって仕方ない
ガララララ
教室のドアが勢いよく開く
教室にいる生徒はみんながその音に反応する
もちろん、オレも反応した
だが、タイミング予想不可能だったが、来ることは予想可能、わかっていた
「長谷部、いつもの「正義のヒーロー」だぜ?」
ドアを開けた人物から言伝てを頼まれたらしい同級生がオレを呼びにきた
いやいや立ち上がり、ドアの方へとのしのし向かう
オレは昨日、一歳下の弟から紹介されて入った部活を辞めた
理由は安易だ
退屈だったからだ
オレは今、教室の窓から空を見上げている
世間は今、鎧人(トロイ)だの獣人(ビースト)だののご登場で見かけだけ騒いでいるが、結局、俺たちには無関係なんだ
どっかの国の軍がどうにかしてくれるんだ。
どちらにせよ、オレにもオレみたいな一般人にも、どうすることもできない。殺される時は、足掻いても、大人しくするのも個人の自由だが、結局殺されるンだから
怯えたって仕方ない
ガララララ
教室のドアが勢いよく開く
教室にいる生徒はみんながその音に反応する
もちろん、オレも反応した
だが、タイミング予想不可能だったが、来ることは予想可能、わかっていた
「長谷部、いつもの「正義のヒーロー」だぜ?」
ドアを開けた人物から言伝てを頼まれたらしい同級生がオレを呼びにきた
いやいや立ち上がり、ドアの方へとのしのし向かう