世界聖戦
「貴方達には役目があるでしょ」

ジャンヌは振り返らないまま言う。

「貴方達の持っている聖骸布、聖釘、、聖十字架…聖遺物は、ファティマと戦う為に手に入れたものなんでしょ?こんな所で足踏みする為じゃないわ」

彼女の言う事は正論だった。

「だから!」

一気に攻め込むジャンヌ!

振り下ろす刃を。

「むぅ!」

グレゴリオは右腕で受け止める!

無論ジョワユーズの切れ味は本物だ。

グレゴリオの腕はあっさりと切断される。

更に斬撃を止めず、ジャンヌはグレゴリオの胸板に斬り上げ!

立て続けに袈裟斬り!

トドメに横蹴りでグレゴリオの巨体を吹き飛ばす!

「この男は私が面倒を見るわ。ヘヴンとカタリナは体力を温存しなさい」

< 208 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop