世界聖戦
ジャンヌの連続攻撃で横たわるグレゴリオ。

霊装ジョワユーズでの連撃だ。

本来ならば即死してもおかしくない攻撃。

しかし。

「甘く見られたものだ」

グレゴリオはゆっくりと立ち上がり、歩を進める。

二度も斬りつけた胸の傷は、出血どころか傷痕さえない。

更には。

「俺は首を刎ねられても死なんのだ…あの騎士(ナイト)ランスロットの勇猛果敢な戦いぶりでも、俺は止められなかった」

切断された腕を拾い上げ、傷口に押し付ける。

それだけで腕は元通りに動くようになった。

「こんな事では俺は倒せん」

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