世界聖戦
唯一神二人
「ああ…何という…」
血塗れのランスロットに、カタリナは駆け寄る。
「誰か!誰か手当てを!治癒魔術の使える者はいませんか!」
声を上げるカタリナに。
「何をしているの?」
ファティマは小首を傾げる。
「シスター・カタリナ…そいつは英国国教会の…プロテスタントの祓魔師よ?」
「……」
ファティマの言葉には耳を貸さず、カタリナはランスロットの脈をとっている。
「脈はしっかりしています、しっかりと手当てすれば一命は取り留める筈…これほどの傷を負いながら…鍛え方が違うのでしょうね」
血塗れのランスロットに、カタリナは駆け寄る。
「誰か!誰か手当てを!治癒魔術の使える者はいませんか!」
声を上げるカタリナに。
「何をしているの?」
ファティマは小首を傾げる。
「シスター・カタリナ…そいつは英国国教会の…プロテスタントの祓魔師よ?」
「……」
ファティマの言葉には耳を貸さず、カタリナはランスロットの脈をとっている。
「脈はしっかりしています、しっかりと手当てすれば一命は取り留める筈…これほどの傷を負いながら…鍛え方が違うのでしょうね」