世界聖戦
だが。
「違う」
ヘヴンは尚も言い続ける。
「例え霊装が認めようと、信徒達がそう呼ぼうとも」
聖痕の刻まれた拳を、握り締める。
「己の思惑で容易く他者の命を奪う者を、俺は主とは認めない」
「僻むのはお止しなさいな、偽りの唯一神と同一の存在」
ファティマがヘヴンを嘲笑う。
「神とて間引きする事はあるわ…私がプロテスタントを葬り去るのは『避けられない事象』なの」
「ファティマ…」
握り締められた拳から、血が滴り落ちる。
「己の罪を正当化するな!」
「違う」
ヘヴンは尚も言い続ける。
「例え霊装が認めようと、信徒達がそう呼ぼうとも」
聖痕の刻まれた拳を、握り締める。
「己の思惑で容易く他者の命を奪う者を、俺は主とは認めない」
「僻むのはお止しなさいな、偽りの唯一神と同一の存在」
ファティマがヘヴンを嘲笑う。
「神とて間引きする事はあるわ…私がプロテスタントを葬り去るのは『避けられない事象』なの」
「ファティマ…」
握り締められた拳から、血が滴り落ちる。
「己の罪を正当化するな!」