こらしめ屋

「まじだ！」


「なに？教えて？」


「いいぜ！そのかわり、海も協力しろよな。」


「もっちろん！」


「実はな……」









計画を話すと、海も乗り気になってくれた。



「それ、いいね♪私も頑張って協力するよ！」


「だろ？俺のスペシャルな頭を使えば、こんなもん楽勝だぜ！」


「でも、これはかなり頑張らないと…ね？」


「おう！頑張ろうぜ！」


「もちろん♪」


「そうだ！春花には、まだ秘密な？あいつが知ったら、迷いが出ちまうからよ。春花の重荷には、なりたくねぇ。」


「わかった！和樹も良いところあるじゃん♪」


「まぁな。」


「春花との関係も、上手くいくといいね？」


「なんとか頑張るぜ。ありがとな。」




その日は、それで別れた。


春花の為に二人が何かしようとしていることは、本人はまだ知る由もなかった。