こらしめ屋
その後、茜さんが事務所に来て、感謝の言葉と料金をもらった。
「本当にありがとう!実は倉庫の入り口から一部始終を見ていたの!すっごくスッキリしたわ!」
「どういたしまして!」
茜さんの笑顔はとっても輝いていた。
「困った時はまた、いつでも来てくださいね。」
そう言って、茜さんを笑顔で見送ると、さっきもらった料金を貯金箱に入れる。
「どれくらい貯まったかな?」
そう思って、貯金箱をジャラっと振ってみた。
結構な重さになっていたけど……
「まだ、全然足りないよね…。」
貯金箱をもとの場所に戻し、事務所を後にした。
茜さんの依頼はこれにて終了!
今度はどんな人が尋ねてくるんだろう?
困ったらいつでも来てください。
法で晴らせぬ思い、こらしめ屋が晴らしてみせます!!