こらしめ屋
そうだったんだ…
2人があたしの為に色々と考えてくれてたなんて、全然知らなかった。
そして、恐るべき和樹の人間観察力…!
あたしの考え方なんて、お見通しですか!
やばいね…
和樹が、あたしのことをよく見てくれてたんだ、って思うとなんだか嬉しい。
この気持ちはなんだろう?
よくわかんないや。
…ま、いっか。
いつものポジティブ思考に戻ったあたしは、楽観的にそう考えると、目の前の課題に取り組むべく、みんなに向かって始まりの合図を出した。
「こらしめ屋、活動開始だよ!」