こらしめ屋
決着
それから数日後―…
あたしは、綾瀬家の正門の前に立っていた。
そう、こらしめプランが完成したのだ。
いよいよ、両親と決着をつける時がきた。
前みたいな惨めな思いはしたくない。
だから、しっかりと計画を練った。
ちなみに、助っ人として夏柑も呼んである。
夏柑は一応、京○大学法学部を卒業したという法律に関してのエリート。
(本人曰だから怪しいけど、探偵やってるくらいだし…大丈夫だろう。)
いざという時に、きっと役立つ。
今回のプランは、色々とややこしい所があるから。
両親は、四季が居間に集めておいてくれるらしい。
四季は、協力する気満々で、快く手伝ってくれた。
ほんと、我が弟ながらいい奴!
「よしっ!それじゃあ、行こうか。」
「おう!」
「早く済ましちまおうぜぇ。」