ドsな兄に恋をした。
私の兄

私の名前は 久野瀬 愛
兄の名前は 久野瀬 春気

私は高校1年 
兄は高校3年

兄はよくモテてよくコクられる。

学校のみんなは私達が兄妹ってことを知らない。
知られたら色々と面倒なんで。。。


「あいーーーーー!!!」

「あっ、ミズキ!!!」

私の大親友ミズキは高校になって初めて声を掛けてくれた子!
ミズキは顔が可愛くて目がくりっとした女の子
私がいるときもよくコクられてる。

「おはよう!」

「おはよう、ミズキ」

校門の前で女子がざわついてる・・・

「またか…」

「あっ、春気先輩だぁ~」

そっ、春気先輩という名の人物は私の兄なのだ。
必ず登下校中はああやって女子達が兄を囲って集まってる。

「かっこいいなぁ春気先輩…私もあんな彼氏がほしい…」

「あんなやつのどこがいいの…」

「えっ、なんか言った?」

「う…ううん!何にもないよ!」

あぶなかった!ミズキにも兄妹だって言ってなかったんだ。
兄は学校ではやさしいのに家ではちょードsで俺様に変身してしまうんだ。

「さっ、遅刻しちゃうよ!早く行こっ!」

「え~、もっと春気先輩を見たかった!」


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