君の近くで…
声をかけようかな…
でも
他の子達もいるし…
迷惑だったら嫌だしなぁ
そんなことを考えて、なかなか前に踏み出せない
「いいなー、これ。」
チャラチャラした感じの男の子が優希くんの脇で楽しそうに、品物を物色していた
優希くんは興味無さそうにディスプレイされた洋服を見ている
「そういえばさ、この前、迎えにきてくれてた…年上のお姉さんとはどうなったんだよ?」
質問を優希くんはスルー
すると
他の男の子達が楽しそうに話始めた
「いいよなぁー年上のお姉さんって。」
「金あるし、車あるし超楽じゃん?」
「わかる!
ってかさ、優希にゾッコンだったりして!」
「もし俺だったら、利用しちゃうね?貢いでもらうとか?」
「それいいかも(笑)」
聞こえる会話
…
足元から何かが崩れ去っていく…―
利用する?
貢がせる?
私って…優希くんからそんな風に思われてたの…―?
目の前が真っ暗になった
呆然と私はそこに立ち尽くしていた
でも
他の子達もいるし…
迷惑だったら嫌だしなぁ
そんなことを考えて、なかなか前に踏み出せない
「いいなー、これ。」
チャラチャラした感じの男の子が優希くんの脇で楽しそうに、品物を物色していた
優希くんは興味無さそうにディスプレイされた洋服を見ている
「そういえばさ、この前、迎えにきてくれてた…年上のお姉さんとはどうなったんだよ?」
質問を優希くんはスルー
すると
他の男の子達が楽しそうに話始めた
「いいよなぁー年上のお姉さんって。」
「金あるし、車あるし超楽じゃん?」
「わかる!
ってかさ、優希にゾッコンだったりして!」
「もし俺だったら、利用しちゃうね?貢いでもらうとか?」
「それいいかも(笑)」
聞こえる会話
…
足元から何かが崩れ去っていく…―
利用する?
貢がせる?
私って…優希くんからそんな風に思われてたの…―?
目の前が真っ暗になった
呆然と私はそこに立ち尽くしていた