雨の日に、キミと一緒に創るエロ。
「お、お、おじゃ・・・おじゃましま、す」
緊張しきりのワタシは、来日したての外国人以上に喋れない。
もー!! ちゃんとしろよ!! 自分!!
「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ。 よっぽどな事がない限り怒鳴り散らしたりしませんよ、僕は」
流山先生は、そんなどうしようもないワタシに優しく接してくれる、物腰の柔らかいオジサマだった。
「作業場はこっちです」
流山先生に案内され、後ろをついて行く。
広くて長い廊下の突き当たり、辿り着いた作業場は、アシスタントも雇っていないというのに、ビックリするほど広かった。
バレーボールが出来そうなくらい、天井が高かった。
何が言いたいかと言うと、とりあえず落ち着かない。