あの日の残像を。
なぁん っと鳴き私の前にゴロンっと転がった。
「えっ?!青色..!!?」
あまりにも珍しすぎる毛色で。
しかも今までみた猫よりも何百倍も綺麗だった。
これは、触らなきゃダメでしょ。
そう思い、ジリジリ猫に近寄る。
すると何か感じたのか、猫は草むらへ
逃げていってしまった。
私はおもわず「あっ!待って猫ちゃん!」
その猫を追いかけ、草むらへ。
今思えばあの青色の猫は こうなる事を
知っていたのかなっなんて。