16の月-過去に戻れたら‥【完結】
あれから再び

30分‥

1時間と時間が経って行く…


さすがにずっと座っていたので腰が痛くなった…

時計を見る。

時計は12時を差そうとしていた。




オバサンの方へと視線をやる。

オバサンはそこには居なかった。

お昼だからご飯でも食べに行ったのかな…

そう思った時‥



オバサンが無理やり引っ張る形で

高宮さんを連れて来たのだ…




「もぅ!由香里ちゃんも意地はらずに、
喧嘩したんなら仲直りしんしゃい!」

と言って俺の元へ高宮さんの背中を押した…



俺は「すいません」と頭を下げる。



「今日は、もういいって社長も言ってたからゆっくりしてきな。」
とオバサンは言い、大きなお尻をパンパンと払いながら去って行った…
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