16の月-過去に戻れたら‥【完結】
俺と中野は大きなため息を着いた…
「やっちまったな…」と中野が言う。
「いずれ解る事だし、高宮さんと再会してしまったからには
解決しなきゃいけない問題だし…」
と答える。
「おいおい…解決出来る問題なのか?」と中野に聞かれ
俺は首を振った。
「あーーっ!」と中野が声を上げて寝そべった。
「これが本物のとどのつまりって言うんだよなー」と中野が
再び大きなため息を着いた。
俺も中野と同じく「あーーーっ!」と叫んで寝そべった。
「あーもう、どうでもいいやって感じ。」
中野が心配そうに俺の方へ向いた。
「まあ‥どうにかなるさ‥」と俺の肩を叩いた。
どうにかなったらいいけど…俺はそう思いながら
少し眠る事にした。
中野も目を閉じ眠っていた…。