16の月-過去に戻れたら‥【完結】


電車を降り、俺の下宿先へと戻る。

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「とりあえず、落ち着くまで、俺のことろに居てくれていいから。」

そう言って、部屋の鍵を渡した。


「あ、隣が中野の家だから、俺そこにいるし、なにかあったら何時でも
呼んでくれよ。」


鍵を握った高宮さんは、俺の顔を見て
「ありがとう‥」と呟いた。


「あっ、ちょ、ちょっと待ってて。」
そう言って、俺の部屋から充電器や下着を適当にまとめて手に持った。



「じゃあ、ゆっくりしてて。後で飯買ってくるから。」



コクリと頷いた高宮さんは部屋へと入って行った。


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