16の月-過去に戻れたら‥【完結】
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高層ビルのようなお洒落なマンションへ着いた。
指紋一つ着いていない自動ドア。
観葉植物で埋め尽くされたホテルのような
エントランスホールでフロントに居る管理の人に声を掛ける。
「あの‥後藤さんお願いします。水池修吾と言います。」
と頭を下げた。
「少々お待ち下さい。」と、どこかに電話を掛けた。
「どうぞ。」とエレベーターの方へ促され、足を踏み入れた。