16の月-過去に戻れたら‥【完結】
3日目
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それから3日間、僕は耐え忍んだ。
黒板に書かれた僕と高宮さんの落書きを消す作業が
日課となりつつあった今日。
朝の賑わいと共に、隣のクラスから罵声が聞こえてきた。
何事かとクラス中の生徒が廊下へと飛び出す。
人と人の頭の隙間からチラリと見えた。
そこには、高宮さんが居た…
僕はゴクリと生唾を飲み込む‥