16の月-過去に戻れたら‥【完結】
「おっそいよー修吾!1時間も遅刻~!何してたのぉ??」
里美の脳天気な声が俺の脳ミソを直撃する…
「ああ…まじでごめん…」
そう言って、チラリと高宮さんを見た。
高宮さんは相変わらず…
俺の方を見ることなく下を向いていた…
「ああ、修吾君、この子になんか聞きたい事あったんだよね?」
間の悪い事に、光本さんが僕に問いかける‥
「ああ‥いや‥いいんだ。別に‥」
本人がいる前で聞けるわけないし…。
「ええーなんでぇ?なんか由香里が
昔の知り合いに似てたから聞きたかったんでしょー?」
「………。」
ああ‥言っちまったよ…空気を少しは読んでくれよ‥
「あ、あはは、い、いや‥人違いだったし、石野さんだっけ?
まったく別人だから関係ないし、もうその話しはいいよ。」
俺はひたすら笑って誤魔化す。
「えー?本当にぃ?
まあさ、由香里はアタシの言うことは絶対に聞くし、
合コンとかいつも着いて来てくれるの。
まあ地味だし、アタシの引き立て役みたいな?」
笑いながら言う光本さんを見て、俺はイラッと来た‥
だけど、高宮さんが無理してでも、
ここに来させられる理由が解ったような気がした‥
光本工場で働いている社長のお嬢さんの言うことは絶対なのだ‥
里美の脳天気な声が俺の脳ミソを直撃する…
「ああ…まじでごめん…」
そう言って、チラリと高宮さんを見た。
高宮さんは相変わらず…
俺の方を見ることなく下を向いていた…
「ああ、修吾君、この子になんか聞きたい事あったんだよね?」
間の悪い事に、光本さんが僕に問いかける‥
「ああ‥いや‥いいんだ。別に‥」
本人がいる前で聞けるわけないし…。
「ええーなんでぇ?なんか由香里が
昔の知り合いに似てたから聞きたかったんでしょー?」
「………。」
ああ‥言っちまったよ…空気を少しは読んでくれよ‥
「あ、あはは、い、いや‥人違いだったし、石野さんだっけ?
まったく別人だから関係ないし、もうその話しはいいよ。」
俺はひたすら笑って誤魔化す。
「えー?本当にぃ?
まあさ、由香里はアタシの言うことは絶対に聞くし、
合コンとかいつも着いて来てくれるの。
まあ地味だし、アタシの引き立て役みたいな?」
笑いながら言う光本さんを見て、俺はイラッと来た‥
だけど、高宮さんが無理してでも、
ここに来させられる理由が解ったような気がした‥
光本工場で働いている社長のお嬢さんの言うことは絶対なのだ‥