16の月-過去に戻れたら‥【完結】
「修吾~‥昨日は、どぉしちゃったのぉ??
すっごい怒ってたけど」
キャンパスを歩いていると、
後ろから里美と光本さんから声を掛けられた。
「ああ…ごめん‥なんか俺、酔ってたみたい。」
里美がプーっと頬を膨らませる。
「アハハ!修吾君、ビール1杯で酔うなんてウケル!!
あ、解ったぁ、里美と石野さんと間違えたんでしょー?」
光本さんが笑いながら言った。
「ちょっとぉ、楓、里美とあの暗い子を
修吾が間違えるはずないじゃん!!」
「えーっ!酔ってたらわかんないって。キャハハハ‥」
里美と光本さんがキャイキャイ言いながらやり合っている‥
とりあえず、講義を受けるために2人を置いて、
校内へと入って行った。