16の月-過去に戻れたら‥【完結】




あれから再び同じ道程を帰って行く…

行きの気合とはまったく違い、帰りはため息しか出なかった‥




俺は‥

やっぱり、高宮さんと会うべきではないのかもしれない。



罪滅ぼしなんて甘ヌルい言葉では済まされない。


俺が高宮さんに関わったところで‥


あの時と同じ…


何もしてあげることなんて出来ないんだ…




所詮俺は、ただの【傍観者】なんだ。

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