はぴねす*


乃恵side


泣き止むと黙って蓮は私をずっと
みてたんだ

「ごめん。ありがとう。」

「で。話せそうか?
 俺のせいか?話してくれないか?」

「えっと…
 それは…なんだろう。昔の思い出?
 昔、実はすっごく蓮のこと大好きでさ
 だけど5年生のあの日。諦めたんだ。
 それ思い出したらなんでか泣けてきてさ」

ハハハッて笑ってると

蓮は真剣な目をしてこっち見てた。

「どぉし…「だったってことは、いまはどうな んだよ?」

「え?」

言えるわけないよ

だってーーーーーーーーーー…
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