淡い初恋
映画が終わると、私達はファストフード店に行った。「ごめん!私ばっか泣いちゃって・・・。もしかしてあの映画つまらなかった?」と龍くんに聞くと即答で「うん、ごめん。」と返ってきた。う~、やっぱり。申し訳なかったなと思い、「私こそごめん!」と謝ると「別に、希が満足したなら良いよ。」と言って龍くんは私の頭を優しく撫でてきた。私はその彼の行動にビックリして思わず両手を頭の上に載せた。そして、龍くんって優しいんだなと思うと思わず嬉しくてはにかんだ。
お互い、席に着くと龍くんはお腹が空いていたのかすぐさまバーガーにかぶりついた。私はその必死な彼の姿があまりにも意外すぎて思わず吹き出してしまった。「なんだよ。」と彼がハムスターのようにほっぺに物を詰めた状態でムスッとして言うと「犬みたい。」と私は笑って応えた。「んだと~!」と言って彼が私のポテトをつまみ食いしてきたので私は「ん、もう!」と言って彼のポテトに触ろうとしたらペチっと叩かれた。
私が彼の方を見ると「ダメ、俺のもの」と言ってニカっと笑われた。「ん、もー!」と私は頬を膨らますと彼はケラケラと楽しそうに笑った。
お互い、席に着くと龍くんはお腹が空いていたのかすぐさまバーガーにかぶりついた。私はその必死な彼の姿があまりにも意外すぎて思わず吹き出してしまった。「なんだよ。」と彼がハムスターのようにほっぺに物を詰めた状態でムスッとして言うと「犬みたい。」と私は笑って応えた。「んだと~!」と言って彼が私のポテトをつまみ食いしてきたので私は「ん、もう!」と言って彼のポテトに触ろうとしたらペチっと叩かれた。
私が彼の方を見ると「ダメ、俺のもの」と言ってニカっと笑われた。「ん、もー!」と私は頬を膨らますと彼はケラケラと楽しそうに笑った。