淡い初恋
昼食が終わると私達は渋谷の街を歩き始めた。龍くんは足のコンパスが長いため、普通に歩いてたらどうしても追いつけない。後ろから小走りでついていくと、急に龍くんが立ち止まり私の方を振り返った。「え?」と思っていると彼が近づき、私の手を掴んだ。初めての感覚に私は驚いていると「はぐれないように。」と彼は言って、手をつなぎながらゆっくりと歩き始めた。
龍くんの手、大きくて暖かい。そして歩幅を私に合わせて歩いてくれてる。すごくすごく嬉しくて私も彼の手を握り返した。
数時間経って、歩き疲れた頃、突然龍くんが立ち止まると「俺の家に来る?」と私を見下ろして聞いてきた。「い、良いの!?」と私が驚いて聞くと「あぁ、もちろん。」と彼は笑顔で応えた。龍くんの家に行く日が来るだなんて!すごく嬉しいし、それって龍くんの彼女になったっていう証拠だよね!?
「あ、でも家に兄がいると思うけど良いか?」と龍くんが言ってきたので「うん、大丈夫!行きたい!!」と私ははしゃぎながら応えた。「お兄さんいたんだね。どんな人?」と聞くと「見れば分かるよ。」と彼は応えた。
龍くん、お兄ちゃんがいたんだ。どんな人だろう。きっと龍くんのように素敵な人なんだなぁと思った。みんなの憧れる龍くんの家に行けて、しかも家族の人にも会えるなんて私って他の誰よりも幸せ者だなと思った!!
龍くんの手、大きくて暖かい。そして歩幅を私に合わせて歩いてくれてる。すごくすごく嬉しくて私も彼の手を握り返した。
数時間経って、歩き疲れた頃、突然龍くんが立ち止まると「俺の家に来る?」と私を見下ろして聞いてきた。「い、良いの!?」と私が驚いて聞くと「あぁ、もちろん。」と彼は笑顔で応えた。龍くんの家に行く日が来るだなんて!すごく嬉しいし、それって龍くんの彼女になったっていう証拠だよね!?
「あ、でも家に兄がいると思うけど良いか?」と龍くんが言ってきたので「うん、大丈夫!行きたい!!」と私ははしゃぎながら応えた。「お兄さんいたんだね。どんな人?」と聞くと「見れば分かるよ。」と彼は応えた。
龍くん、お兄ちゃんがいたんだ。どんな人だろう。きっと龍くんのように素敵な人なんだなぁと思った。みんなの憧れる龍くんの家に行けて、しかも家族の人にも会えるなんて私って他の誰よりも幸せ者だなと思った!!