淡い初恋
駅近くのイタリアンに入ると私の隣に彼女が座り、私たちの向かい側に彼が座った。「懐かしいね。」とお互い北沢くんのことで話が盛り上がると彼の友達のユリさんが話についていけなくてずっと俯いているのが視界に入った。申し訳ないと思ったけど龍くんは気にせず、私に話かけてくる。彼女が気の毒だと思う反面、少し喜んでる最低な自分がいた。
彼は、あの頃と変わらない無邪気な笑顔で話しかけてきたくれたので私は、泣きそうなほど嬉しかった。
すると突然着信音が鳴ると「ごめん、仕事の電話だ。」と言って龍くんがスマホを持って立ち上がり、店を出たので私はストローでオレンジジュースを啜った。気まずい沈黙を打ち破るように私は彼女の方を向くと「ユリさんは彼氏さんっています?」と聞いた。「いないですよ。」とユリさんが言うと私は「好きな人は?」と聞いた。すると彼女はまた「いないです。」と応えた。
今度は、彼女から「希さんはどうなんですか?」と聞いてきたので「彼氏はいないけど、好きな人はいます。」と応えた。「え?誰ですか?」と聞かれたので、私は勇気を出して「龍くん・・・。」と応えた。
彼は、あの頃と変わらない無邪気な笑顔で話しかけてきたくれたので私は、泣きそうなほど嬉しかった。
すると突然着信音が鳴ると「ごめん、仕事の電話だ。」と言って龍くんがスマホを持って立ち上がり、店を出たので私はストローでオレンジジュースを啜った。気まずい沈黙を打ち破るように私は彼女の方を向くと「ユリさんは彼氏さんっています?」と聞いた。「いないですよ。」とユリさんが言うと私は「好きな人は?」と聞いた。すると彼女はまた「いないです。」と応えた。
今度は、彼女から「希さんはどうなんですか?」と聞いてきたので「彼氏はいないけど、好きな人はいます。」と応えた。「え?誰ですか?」と聞かれたので、私は勇気を出して「龍くん・・・。」と応えた。