淡い初恋
「え!?」と彼女は反応した後、寸時黙り込み再び「え!?」ともう一回聞き返してきたので私は、「まだ・・・忘れられなくて。」と応えた。すると彼女が突然「え、だって、宗次郎さんのこと・・・」と思いも寄らぬことを言ってきたので、思わず彼女を見ると、ユリさんは、まずいと思ったのか両手で口を抑えた。「え?」と私は聞き返すと「もしかして、私が宗次郎さんのこと好きになったって話知ってるんですか?」と聞いた。すると彼女は、両手で口を抑えたまま、首を縦に振ったので「そうなんですね。」と言うと私は自嘲気味に笑った。
そして・・・
「実は、私の誕生日に、龍くんが他の女性と腕を組んでショッピングモールにいるの目撃したんです。」と私は話し始めた。「その日は、私の家族が旅行中だったため、龍くんが家に泊まりに来る予定だったんです。なのに、別の女性と浮気するなんて・・・ショックでした。」とあの時を思い出しながら私は震える声で言った。ユリさんは私に何かを言おうとしたが気にせず私は話し続けた。「実は、その前の日もその前の日も適当な理由をつけては彼は私と会うことを避けてたんです。だから、直感したんです。浮気してるって。でも、高校卒業して大学に入って、3年経った頃、その浮気相手の女性と偶然ばったり会って、話をしたんです。そしたら・・・・彼女の一方的な片思いであの日は私に嫉妬して腕にしがみついただけと言いました。彼は、バイトしてやっと貯めたお金で私に誕生日プレゼント買おうとしてると彼が話したので彼女は『私が選んであげる』と言って彼の腕を無理やり掴んで連れ回したそうです。彼が私と会わなかったのはバイトのため、私のためだったと知り・・・・」と私は涙を流すとそこで言葉が途切れた。
そして・・・
「実は、私の誕生日に、龍くんが他の女性と腕を組んでショッピングモールにいるの目撃したんです。」と私は話し始めた。「その日は、私の家族が旅行中だったため、龍くんが家に泊まりに来る予定だったんです。なのに、別の女性と浮気するなんて・・・ショックでした。」とあの時を思い出しながら私は震える声で言った。ユリさんは私に何かを言おうとしたが気にせず私は話し続けた。「実は、その前の日もその前の日も適当な理由をつけては彼は私と会うことを避けてたんです。だから、直感したんです。浮気してるって。でも、高校卒業して大学に入って、3年経った頃、その浮気相手の女性と偶然ばったり会って、話をしたんです。そしたら・・・・彼女の一方的な片思いであの日は私に嫉妬して腕にしがみついただけと言いました。彼は、バイトしてやっと貯めたお金で私に誕生日プレゼント買おうとしてると彼が話したので彼女は『私が選んであげる』と言って彼の腕を無理やり掴んで連れ回したそうです。彼が私と会わなかったのはバイトのため、私のためだったと知り・・・・」と私は涙を流すとそこで言葉が途切れた。