深層融解self‐tormenting◆番外編◆
待て待て待て!!!!
『答えを出す』って何の話し!? まさか放置してたのが面白くなくて別れ話したいとか言う!?
話し合うってそういう意味!?
冗談じゃない、別れる気なんか更々無いんだけど?別れてやんないけど。
軽く手を上げて立ち去るクリスを黙って眺める。
……もう邪魔なんてさせてたまるか。
「……やっぱ乗る。華音が乗りたい絶叫系でもホラー系でもなんでも付き合う」
だって今の流れだと、まるで華音とクリスがデートしてたみたいな感じだろ。なんかヤバい。
もう少し危機感持てよ、俺。
「あ…。無理しないでいーよ?蒼季は兄貴達にお酒飲まされたんでしょ?一回ホテルに行って休んでから、また来ようよ。夜のショーも観たいし」
「お前はそれでいいのか?」
昨日までは、『一日中パークで遊び倒すんだーっ!』て騒いでたのに。
華音に元気がないのは、やっぱり俺のせい…なのか?
「ん…。ちょっと疲れちゃった、かな……」
なんか違う。こんなのいつもの華音じゃない。
華音はこんなに脆そうに笑わないだろ。
「……ホテルに行って、酔いを冷ましたらまたすぐ来よう?それでいいか?」
「うん。ホテルのレストランにはキャラクターが会いに来てくれるんだよね?……ふふっ。楽しみ」
おいお前は『ふふっ』とか笑うヤツじゃねーだろ!?
「お前、悪いもんでも食ったのか!? なんか変だぞ!?」
「変って何で?私はフツーだけど?」
……二人でパークを回れなかったのがそんなにショックだったんだな。
なるべく早く酔いを冷まして、夜のアトラクションには絶対付き合ってやろう。
『答えを出す』って何の話し!? まさか放置してたのが面白くなくて別れ話したいとか言う!?
話し合うってそういう意味!?
冗談じゃない、別れる気なんか更々無いんだけど?別れてやんないけど。
軽く手を上げて立ち去るクリスを黙って眺める。
……もう邪魔なんてさせてたまるか。
「……やっぱ乗る。華音が乗りたい絶叫系でもホラー系でもなんでも付き合う」
だって今の流れだと、まるで華音とクリスがデートしてたみたいな感じだろ。なんかヤバい。
もう少し危機感持てよ、俺。
「あ…。無理しないでいーよ?蒼季は兄貴達にお酒飲まされたんでしょ?一回ホテルに行って休んでから、また来ようよ。夜のショーも観たいし」
「お前はそれでいいのか?」
昨日までは、『一日中パークで遊び倒すんだーっ!』て騒いでたのに。
華音に元気がないのは、やっぱり俺のせい…なのか?
「ん…。ちょっと疲れちゃった、かな……」
なんか違う。こんなのいつもの華音じゃない。
華音はこんなに脆そうに笑わないだろ。
「……ホテルに行って、酔いを冷ましたらまたすぐ来よう?それでいいか?」
「うん。ホテルのレストランにはキャラクターが会いに来てくれるんだよね?……ふふっ。楽しみ」
おいお前は『ふふっ』とか笑うヤツじゃねーだろ!?
「お前、悪いもんでも食ったのか!? なんか変だぞ!?」
「変って何で?私はフツーだけど?」
……二人でパークを回れなかったのがそんなにショックだったんだな。
なるべく早く酔いを冷まして、夜のアトラクションには絶対付き合ってやろう。