深層融解self‐tormenting◆番外編◆
小さな農道を歩いてしばらく行くと、お客さん用のバーベキューをするための広場に出た。
蒼季はそこにあった椅子に座り、私にも隣に座るよう勧めてきた。
上を見上げると、一面に星空。
当然、日本とは見える星も違うんだけど、私は去年蒼季と一緒に行った夏祭りを思い出した。
あれから色んなことがあって、蒼季にもいっぱい助けて貰った。
いつも側にいてくれた。
付き合うきっかけだって、私に勉強を教えてくれたのがそれだし。
「今日は色々あって疲れたんだろ?」
急に話しかけられたから、なんだろうと思って蒼季の方を見た。
同じように夜空を見上げてると思ったのに、蒼季はまっすぐ私を見ている。
あんまり真っ直ぐに見られても恥ずかしいんだけど。
なんつーか、場所が違えば空気も新鮮に感じる。
っていうか、蒼季も知らない人みたいに雰囲気が変わってくる。
蒼季が、私の頭に手を添えてゆっくりと顔を近づけた。
触れるだけの優しいキスから、舌が絡まる濃厚なものへ。
誰も見ていない葡萄畑に隠れて、私と蒼季は手探りのまま愛し合っていく……。
蒼季はそこにあった椅子に座り、私にも隣に座るよう勧めてきた。
上を見上げると、一面に星空。
当然、日本とは見える星も違うんだけど、私は去年蒼季と一緒に行った夏祭りを思い出した。
あれから色んなことがあって、蒼季にもいっぱい助けて貰った。
いつも側にいてくれた。
付き合うきっかけだって、私に勉強を教えてくれたのがそれだし。
「今日は色々あって疲れたんだろ?」
急に話しかけられたから、なんだろうと思って蒼季の方を見た。
同じように夜空を見上げてると思ったのに、蒼季はまっすぐ私を見ている。
あんまり真っ直ぐに見られても恥ずかしいんだけど。
なんつーか、場所が違えば空気も新鮮に感じる。
っていうか、蒼季も知らない人みたいに雰囲気が変わってくる。
蒼季が、私の頭に手を添えてゆっくりと顔を近づけた。
触れるだけの優しいキスから、舌が絡まる濃厚なものへ。
誰も見ていない葡萄畑に隠れて、私と蒼季は手探りのまま愛し合っていく……。