学園の姫は世界No.1の暴走族総長⁉
って言ったから、蘭華の次に頭がいい俺にしたってわけ。



べつに、俺じゃなくても学園の王子様って言われてるやつでよかったのに…


がちゃ。


ふいにドアが開いた。



「おー。蘭華〜。今日は遅かったな〜」


「えっと…今日は驚いた事を聞かされて…」



驚いた事?



「ふ〜ん?じゃぁ、その驚いた事を俺に話して、俺が驚いたら遅刻したことを、無しにしてやるよ」
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