HINEKURE~十二神将の巻~
「いいから目的話せ!!」
サタンの箸が止まる。
「まだ記憶見せてもらってないやろ??なら、あんまり詳しくわ話せないわ。だけど、ワイを抜かす十二神将はあんさんの覚醒した魂が欲しいや。」
(つうことは、俺の魂がなぜ必要かは話せないわけか!!)
「知ってる。じゃ~、なんでテメ~は他の十二神将の仲間にならないだよ??」

「ワイは今のままでもいいと思ってやん。これ以上は言えん。何しろ十三番目との約束やから。それにコッチの側の方がおもろいやん!!」

「お前バカだろう。」
「バカやないわ~~。てか、あんさんはあの中で誰が好きなん??」

「………そんなのいないつうの。」

「まったく素直じゃないやっちゃな~~。なら、霞桜を持っていた霞はんは花鳥風月継承者なのかいな??」

「あぁ~、そうだけど。」

「花鳥風月どこまで覚えたんやん??」

「たしか~花と鳥と風だな。」

「そうかい。」
なぜか悲しい顔を一瞬見せる。すぐに笑って、
「すごいわ~、あの年であの花鳥風月継承者やんだから。」

「お前、今なんか誤魔化しただろう??」

「そんなことないわ~。ちょっとだけ寝てもらうで~」
と言って
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