HINEKURE~十二神将の巻~
ニケルは優しく笑って
「いいわ~。恋。その恋の結末楽しみにしているわよ。」
そう言うと目の前から消えて言った。
(何しに来ただろう??)
優輝がチャイムと同時に立ち上がる。
(大丈夫、うん、大丈夫。)
と自分の心を落ち着かせる。
陰が
『で、どうするだよ??ククク。』
優輝
『まぁ~、今まで通り普通に接して見るかな。』
陽さんが少し怒り気味に
『貴方は優柔不断です!!しっかりしなさい!!』
陰が
『いいじゃねか~。それも楽しいじゃね~か。ククク』
優輝が
『悪かったよ。陽さん。』
と珍しく素直に謝る。優輝が話題を帰るために
『そういえば、十二神将はいつ責めて来るだ??』
陽さんが
『おそらく神無月の十三日でしょうね。元来神無月とは、神たちの力が一番強まり人間の世界から離れることができたため神が居(無)なくなる月ですからね。そして、十三日というもっとも私達の力が強くなる日です。』

『なんでわざわざ強い時を選ぶだよ??』
陽さんが
『強い時の方がいろいろ便利なんでしょう。』
優輝が
『神無月ってことは…七月の十三日ってことか。後、約三か月か。…で、どうするだ??』

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