HINEKURE~十二神将の巻~
彩乃
「………。」
陽さんが
「まず一度だけ雷門一族の伝授を教えます。雷門一族はその力の真理をこれに保存したらしいのですが、私も意味は分かりませんが……貴方なら分かるみたいなことを言っていました」
陽さんのキレイな声が辺りに響く。
『雷(カミナリ)
時に人は雷に「カミナリ」とな告げる。
時に火よりも荒々しく
時に水よりも空を走り
時に木よりも生命力にあわれ
時に金よりも固く鋭く
時に土よりもすべてを飲み込む。
雷は汝
汝は雷
すべては汝。』
彩乃が
「……。」
陽さんが
「雷龍の力は貴方にはまだ扱えキレてはいません。貴方の力が不足しているからです。」
「どうすればいい??」
相変わらずの無表情でしゃべる。
「私と闘いましょう。一時間だけ。」
「………。」
陽さんをジーと見る。陽さんが
「あぁ~!!安心して下さい。貴方の力じゃ~まだ私に傷一つつけれないので……この体は大丈夫です。」
彩乃の小さな肩がピクッと動く。雷の刀を形成して陽さんに切りかかかる。陽さんの目の前で刀がなぜか止まる。空気の壁ができていた。彩乃が
「………。」
陽さんが
「まず一度だけ雷門一族の伝授を教えます。雷門一族はその力の真理をこれに保存したらしいのですが、私も意味は分かりませんが……貴方なら分かるみたいなことを言っていました」
陽さんのキレイな声が辺りに響く。
『雷(カミナリ)
時に人は雷に「カミナリ」とな告げる。
時に火よりも荒々しく
時に水よりも空を走り
時に木よりも生命力にあわれ
時に金よりも固く鋭く
時に土よりもすべてを飲み込む。
雷は汝
汝は雷
すべては汝。』
彩乃が
「……。」
陽さんが
「雷龍の力は貴方にはまだ扱えキレてはいません。貴方の力が不足しているからです。」
「どうすればいい??」
相変わらずの無表情でしゃべる。
「私と闘いましょう。一時間だけ。」
「………。」
陽さんをジーと見る。陽さんが
「あぁ~!!安心して下さい。貴方の力じゃ~まだ私に傷一つつけれないので……この体は大丈夫です。」
彩乃の小さな肩がピクッと動く。雷の刀を形成して陽さんに切りかかかる。陽さんの目の前で刀がなぜか止まる。空気の壁ができていた。彩乃が