赤い糸の約束
「江戸から参りました、え…月華(ツキカ)といいます」
「今日からよろしくな月華くん!」
「はい」と私は小さく返事をした。
「お前は今日から八番隊に入ってもらう。」
「あ、俺のとこじゃん!よろしくな」
「はい、よろしくお願いします。藤堂さん」
「…なぁ、その藤堂さんってやめね?なんか歯がゆい」
そんなこと言われても…
歳は多分近いと思うけど、仮にも上司なんだし。
まぁ、見えないけど←
「平助って呼んでよ」
「し、しかし…」
「組長命令」
くそ、
権力振りかざしやがった。
まぁ、いいや。
その方が楽だし。
「よろしくお願いします」
「うん!!」
ニッコリと笑う平助。
うむ。
可愛いではないか。