赤い糸の約束
月華side
先ほどから土方さんが私を睨んでくる。
やはり私は信じてもらえていないのだろう。
まぁ、当たり前だよね。
だって人殺しをしてきた奴が行き成り仲間!なんて言われて頷く奴なんていないだろう。
「はぁー…」
「ん?どぅした?」
「あ、いえ。何でもありません」
そうかと平助は笑って目の前にあるご飯を食べ始める。
ううん、食べ始めようとした。
「いたっだきまー「隙ありぃぃぃぃ」
びゅんと小さい風がおこる。
何?
「あぁぁぁぁ!!
新ぱっつぁん!!それ俺の魚ぁぁぁぁぁ!!」
その後はもうめちゃくちゃで平助のお膳の中のものはなくなる。
すべて永倉さんに食べられてしまったのだ。