星に願いを
一番
『じゃあ明日の午後1時からね。』
ケータイを見つける。
優士からのメール。
今日は勉強会、当日です。
日差しがジリジリと照りつける。
まだ夏は始まったばかりだ。
「そろそろ来るはず…」
今は最寄り駅にいて、
優士が迎えに来てくれる。
「………。」
夏休みに入って姿を見てないので
楽しみな気持ちと緊張。
優士は私服姿もかっこいいんだろうなー。と
ワクワク。
私もできる限り可愛い格好をしてきた。
この日のために買った、フリルのワンピース。
丈が短いのが恥ずかしいんだけど…。
すると手の中のケータイが鳴った。