星に願いを




「あ、ごめん。」







優士の腕の力が抜け、
私の体を離す。








「あ…。」









一瞬、寂しさを感じてしまう。









(な、なに考えてるの自分!?//)










まだ、くっついてていたいと思ってしまう。











こんなこと思うのも…
全て優士だから。









優士だから、抱きしめられても嫌じゃなくて。







愛おしさを感じて。






離れたら寂しさを感じて。












全部、全部、優士だから。







< 163 / 411 >

この作品をシェア

pagetop