星に願いを


「あ、そういえばさ…優士くんが助けてくれたんだよね?」





日菜の言葉にドキッとする。




焦る心を落ち着かせて
平常心を装った。





「う、うん。」







「そっかぁ。本当に感謝だな~。香織がいないってなった時真っ先に走っていったんだよ。」






「…そうなんだ…。」







慌てた顔で体育館倉庫に入ってきた優士を思い出す。





…本気で心配してくれたんだな。






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