星に願いを



と、そこで



ドアがゆっくり開かれる。





心臓が大きく跳ねた。







優士が入ってくる。






「優士………。」






「…遅れてごめん。」







やっぱり…いつもと違う。





悲しそうな、つらそうな顔。






「…呼んじゃってごめんね。」





「いや…。」






優士の雰囲気に、つい謝ってしまう。






< 282 / 411 >

この作品をシェア

pagetop