星に願いを
“運命の人”



―――





「ふぅ…やっと終わった。」






今は、1人で教室にいる。







みんなは今頃、後夜祭。






文化祭実行委員の仕事がまだ残ってたので、
1人残った。






そしてやっと終わる。







あまりの脱力感に、近くにあった椅子に座る。









校庭から聞こえる賑やかな声。






何もない空中をぼーっと見つめた。







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