Hotel

髪色はとても明るい茶色だが、黒いスーツを着こなしている姿は、位の高い人だというのが一目瞭然だ


「なんだお前?」

!!!!!!!!

見た目と違いかなり口が悪い‥‥‥


私の中で彼に対する"ナニカ"が崩れ落ちた




「おい!聞いてんのか?」

「はははははいっ!すっすいませんでした!」

「‥‥ぷっ」

カァーと顔が熱くなるのがわかった

「なっなんですか?」

私はそれを知られまいと、平然な顔をしそう聞いた

「んー‥‥‥つかさ、あんた今なんか急いでたんじゃなかったの?」


あっ!しまった!
会社に遅刻する!

思い出した私はその男の言った事に返事をせずにその場を立ち去った
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