Ending Note


それからあたし、どうしたと思う?



“誰?”



そう聞いてきた彼氏に、



“知らない番号。間違い電話みたい”



なんて笑って、リクエストしていた曲を歌ったの。




あたしと彼氏、交互に歌い合って。

時々、キスしたりもして。



その間、テーブルの上のスマホは懲りもせず何度も何度も震えた。




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