シ ル バ ー リ ン グ 。






  「おはよう。」





  母と父に挨拶してから愛犬ベルの餌を用意する。





  御飯を食べ、制服に着替え、俺の部屋の彼女の写真に手を合わせる。





  「いってきまーす!」





  勢いよくドアを押し、外へ飛び出すと眩い光が俺を照らす。





  「おはよっ!」





  「はよ。」





  こんな所で云うのもアレだが、俺の名前は風早玲輝。





  母、父、そして愛犬のベル。4人家族。





  そして、挨拶してくれたのは俺の友達。





  ううん。俺の大親友。





  千条棗と春山真耶。
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop