不条理な恋 理不尽な愛 (ベリカ版)【完】
こいつは何歳だ?と思った。
アラフォーの会話じゃないだろうそれって。
「どうしても、そういう風にしか考えられないわけ?」
私が抗議しても彼はまだ笑っていた。
「久々に、死ぬほど…
ハッハッ…
笑わせてもらったよ。
そうだここベッドルームもう一つあるよ。セミダブル。
それなら俺の言った理由以外もクリアするから断る理由ないんじゃない?
おそらく、今日はもう見つからないよ。泊まるところ…」
「何で?」
「明日、このホテルで大きなイベントがあるから、
この周辺の宿泊施設いっぱいだと思うよ。
みんなここに泊まれるわけじゃないから」
私はしばらく考える。新幹線はたぶんもうない。
泊まるところもないなんてあり得ないなら、一晩くらい仕方がないか…
「どうする?旧友を温める?」
「それって旧交だし、それに旧友?」
「だろ?」
「…」
そういう関係のあった男女ってどんな旧友だ!!
突っ込みどころ満載のはずなのに、おそらく言っても通じないから
こちらが諦めるしかない。
久々の彼ペースに私のやはりあの時に
タイムスリップしているかのような錯覚をまた覚えた。
アラフォーの会話じゃないだろうそれって。
「どうしても、そういう風にしか考えられないわけ?」
私が抗議しても彼はまだ笑っていた。
「久々に、死ぬほど…
ハッハッ…
笑わせてもらったよ。
そうだここベッドルームもう一つあるよ。セミダブル。
それなら俺の言った理由以外もクリアするから断る理由ないんじゃない?
おそらく、今日はもう見つからないよ。泊まるところ…」
「何で?」
「明日、このホテルで大きなイベントがあるから、
この周辺の宿泊施設いっぱいだと思うよ。
みんなここに泊まれるわけじゃないから」
私はしばらく考える。新幹線はたぶんもうない。
泊まるところもないなんてあり得ないなら、一晩くらい仕方がないか…
「どうする?旧友を温める?」
「それって旧交だし、それに旧友?」
「だろ?」
「…」
そういう関係のあった男女ってどんな旧友だ!!
突っ込みどころ満載のはずなのに、おそらく言っても通じないから
こちらが諦めるしかない。
久々の彼ペースに私のやはりあの時に
タイムスリップしているかのような錯覚をまた覚えた。